この記事でわかること
・Goのエンジニアは 需要が高い ということ
・他言語と比較しても 案件単価が高い ということ
・将来性を考えて 今習得しておくべき ということ
フリーランスを目指しているエンジニアの皆さん。Go言語はご存じでしょうか？
個人的にGo言語はエンジニアとして、これからキャリアを積んでいきたい方に是非おすすめしたい開発言語になっています。
ということで、今回の記事では『フリーランスを目指すエンジニアにGo言語がおすすめな理由』をご紹介いきます！
『フリーランスとして案件を探す際に開発言語で迷っている』
『SEになりたいけど何から勉強したら良いか分からない』
という方は、ぜひこの記事を参考にしてください！
Go言語ってなに？どんな特徴があるの？
Go言語とは
Go言語は、2009年にGoogleによって開発されたオープンソースのプログラミング言語で、近年JavaやPHPといった言語に取って代わる開発言語として需要が高まっています。
主にサーバサイドにおける開発言語として、様々なシステムにおいて、急激に利用されるようになりました。
Go言語の特徴
なぜ急激に利用される頻度が増えたか。ですが、それはGo言語の特徴に理由があります。
Go言語の特徴としては、『高速処理が可能』『並列処理が得意』など多くありますが1番の魅力は
『コードの記述方法がシンプル』
という点です。
なぜシンプルであることが1番の良さかといいますと、大きく3つのメリットがあるからです。
・開発者がGo言語を習得する際に、学習コストが少なくて済む
・記述方法がシンプルなので開発者ごとの癖が出にくく、コードを統一しやすい
・上記理由から、チーム開発にとても向いている
この『チーム開発に向いている』という点が、様々なシステムにおいて利用シーンが増えてきた1番の理由だと思っています。
こういった背景から、多くの案件で利用シーンが増えてきたことで Go言語スキルを保有したエンジニアの価値 が高まってきています。
Go言語がおすすめな理由をいろんな要素から見ていく
ここまで、Go言語の概要をお伝えしてきました。
Go言語をあまり知らなかった方も、『開発案件でよく使われているんだな』というイメージができたと思います。
イメージが深まったところで、ここからは私がこれからフリーランスを目指すエンジニアに、『Go言語をおすすめしたい理由』をご紹介していこうと思います。
案件数からGo言語エンジニアの需要を見る
Go言語スキルを保有したエンジニアの需要が高まっている。と前述しましたが、ここでは実際の案件数から確認していきます
大手エージェントサイトである Midworks（ミッドワークス） で案件数を確認してみると、2023/09/20時点でGo言語を開発言語としている案件数は550件でした。
引用元：Midworks案件一覧
エージェントサイトは会員限定の非公開案件情報が多く存在するため（Midworksでは非公開案件が全体の80%と公表されている）、推定1000件以上 の案件数がある結果となりました。
Go言語はまだ歴史が浅い言語なので、Java（8000件近い案件がヒット）などに比べると、まだまだ案件数は少なくなりますが、年々増加傾向な開発言語なので、これからさらに案件が増えていくことが見込まれます。（将来性については後述します）
月額単価からGo言語の報酬の高さを見る
Go言語の月額単価ですが、大手IT求人サイトの『フリーランススタート』が2023年8月に実施した「フリーランス市場月額単価の動向調査」では、79.6万（年収換算すると約950万） で言語別で2位となっていました。
言語別で2位、Go言語スキルの需要の高さが伝わりますよね？
繰り返しになりますが、Go言語はまだまだ新しい言語のため、経験者が少ないこともあり、年収が高くなる傾向にあります。
月額単価の高さからも、Go言語を取得することが非常に将来性がある といえるでしょう。
世界的な使用量からGo言語の将来性を見る
ここまでで、Go言語の現在需要が伝わったかと思いますが
まだ『今稼げるのは分かったけど将来性はあるの？』という疑問が残りますよね。
そこで次は、Go言語がIT業界内でどれだけ成長していて、今もなお続いているのか。を見ていきましょう。
1億人以上の開発者が使用しているソースコード管理サービスである『Github』が、「2022年に使用量が増加している言語」を公開していました。
引用元：The top programming languages | The State of the Octoverse (github.com)
こちらのデータによると、Go言語の成長率は 全言語中5位 となっており、開発言語としての高い成長率を誇っていることがわかりますね。
また、利用シーンが増加傾向にあるということは、この先10年・20年後を見据えると、今度は Go言語システムの保守 や マイグレーション案件（開発言語を別の開発言語に置き換える案件） が確実増えることに繋がります。
現在はもちろん、将来的にも需要があり続ける開発言語といえるでしょう。
まとめ：Goは急速に成長を続けている言語。習得しておくと長く稼げる
以上、本記事では『Go言語がおすすめな理由』について紹介してきました。まとめる以下のようになります。
・Go言語はコードがシンプル で チーム開発に向いている ことから案件が増加傾向
・比較的新しい言語なので 需要が高く かつ 報酬単価が高い
・現在多くのシステムで利用されているので、将来性がある
多くの案件で利用されるようになり数年が経過しましたが、まだまだGo言語スキルを保有したエンジニアは需要が高いのが現状です。
今後のさらなる需要増加に備えて、今のうちからGo言語の習得に取り組んで、Go言語スキルを保有しておくことをおすすめします！
これからフリーランスを目指す方、開発言語に迷っている方の参考になっていれば幸いです。
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